文鳥と犬と文楽と

文鳥は、ババアにはよくもてた、神戸じゃあ、クラブのママさんに「まあ、かわいい‼」とか言われ、剃り残しのアゴなでられてゴロゴロしたり・・・京都の北白川の文楽じゃ、太ったばばあ(あいちゃん)に可愛がられてた・・・酔った犬がもっとよっぱらってる文鳥にかみつくと、あいちゃんは「うちの文鳥いじめんといて!」とか怒るんよ!ほんで、文鳥だけあいちゃんの家に連れられて、よく一緒に寝てたらしい・・・べーつに、太ったばばあだから、うらやましくもなんともないが、犬は1匹で帰るしかない、ふらふらなんよね、一度、レスラーみたいなやつにぶつかりひっくりかえったこともある、一瞬、これは相手が相当強い、と思い、すぐにごめんなさいし見上げたら、なんと相手は電信柱!これ実話、ぶつかったときによわそーなら、”くらー” とかみつくところだが・・・

こんなろくでもない、のらいぬだが、ご先祖様の助けで、交通事故にもあわず、今まで生きてきた・・・なお、当時、あいちゃんにかわいそーな犬だと思われたのか、家に泊めてもらったことも1度だけある、なぜか金日成のでかい写真があった・・・あの、情の深さは、そーいうことなんかなあ・・・と思ったもんだ・・・なお、文鳥本人は「犬は知らんじゃろが、女には優しいんぞ!」とか言ってるが、怪しいもんだ・・・あいちゃん、生きてんのかな?

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