柔道部犬物語

先日ひょんなことで柔道部生活を思い出した・・・柔道一直線とか昭和柔侠伝・男柔侠伝のような世界・・・といいたいところだが、そんなわけがない。小林まことの「柔道部物語」+チャンワチョンワだの・役者やの~(ああ花の応援団)みたいな、なんとも低次元におもしろい世界だった。なさけないことに、練習が終わるととたんにハイになりわおーんと鳴き、酒と食べることだけが楽しみでわおーんと鳴き(今も変わらん)、まったく勉強せず(今も変わらん)、学問て何?女って何?の世界で、毎日いかに練習を楽にこなすかだけ真剣に考えて(今も変わらん)、刹那的にその時を生きていた。あんだけあほみたいな、まったくモテナイ連中が集まって、落ちこぼれどおしが毎日〇玉の汗をなめあってたものだなあと・・・感慨深く、救いようがない、としか言いようがない。ただ一点いいところもあり、熱がある時代、犬なりの青春だったのは間違いない。ちなみに、ぐにゃぐにゃの特異体質の合宿所の犬は、その後、痴性満開(大阪、今、桜奇麗)で大阪兎我野に浮浪犬として流れ着き、19歳の若女将にひろわれて、漫画のマカロニほうれん荘ゆかりの「マカロニ」につながれ、再びわおーんと鳴いている・・・らしい、めでたし、めでたし!

 

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