柔道部犬物語 7大戦

7大戦でガーンと衝撃だった試合は2つ、

1つは、名古屋で、蘭さんが山本剛に取られた試合、山本は蘭さんを押さえ込み1回目はなんとか脱したので、あーやっぱりな、押さえきれないな と思ったら・・・、なんと2回目は押さえきってしまってびっくりした、、、蘭さんは怒り肩ゆえに逃げきれない姿が焼き付いてる、、九大との再戦でも、今度は寝技負け知らずで同志社選手にも勝った村上さんが取られてしまい山本剛の寝技の実力が半端ない事がそのときはじめて周知されたのだった、、、井手曰く、平島みたいなでかいやつと毎日練習してたらそら強くなるわ、とか、岡さんが2回続けて平島に当たり引き分けはあまりに惜しい、とか言ってた、後で。

もう一つは、足立が4回生の時の試合、この時は蘭さんが監督してたはず。

足立の特長、寝技は犬にそっくりで、固い分け役になるとは予想してたが、、、なんと4回生時には立ち技の強い選手を寝技で取り切れるまで進化し、実際蘭さんタイプの強敵を試合で寝技で取ってしまい、山本剛もどきになったのだ、、、びっくりした、、、これが慎平さんが口酸っぱく言ってた白帯組の最終目標で、、、本当に可能、実現した試合を目の前で見て衝撃だった、、、、

おまけにもう一つ、試合は見てないが、びっくりした新聞記事は、寝技のk大ベスト16 で、すぐに記事を切り抜いたのだった、そのベスト16に残った他大学は、誰がどー見てもレベル違いの強豪で、日清日露戦争に勝ち抜いて一応欧米列強に肩を並べた日本みたいなもんで、ひときわ貧弱なK大、、、、次戦の国士舘には惨敗した(当然)。

(続く)

 

 

 

 

PAGETOP