映画、ケイン号の反乱を思い出した。ハンフリードボガード演じる艦長が、普段は規律正しい堂々たる軍人なのだが、実はパラノイヤを病んでいて、いろいろ変なことして艦内で孤立していき、周りの軍人たちが、とまどい、葛藤、対応しながら周りの人間性も暴かれていく・・・が、タイフーンで転覆の危機に直面し、、、、という名作だが、それと同じ展開が、飯山の乱で起きている、、、映画では、反乱罪(絞首刑)に問われた副官の軍事法廷で、、、艦長のパラノイヤが最後に暴かれ、軍事法廷が驚きと悲しみで沈黙する・・・というような内容だったかな。飯山は明らかに病んでる、おかしい、パラノイヤだろう。その彼女を利用して部数を稼ごうとしてるwill,hanadaや尻馬に乗る何某など、周りの有象無象の人間性も暴かれていておもしろい。一方、百田、有本さんも、彼女の特異な能力を利用して、補選に担ぎ出したのはいいが、その後、それこそ、驚きと悲しみを経て、ポイ捨てせざるを得なかった、、いわば原罪は忘れてはならないと思う。結局、人間は平常時にはどうにでも取り繕うことができるが、非常時には本性が現れる、そして、非常時にはいろいろな局面があり、それぞれの局面で求められるリーダーの適性が違う「アーロン捕虜収容所」より。犬も残りの時間、よく考えるわーん。