犬は某私鉄で運転士と保線系の線路内作業の両方経験してる、珍しいタイプの犬だと思う。事故時に地上にいた保線員(元請、下請)全員が警察で事情聴取中、東武がまだ聞き取り調査をできていない時点(事故当日夕方)での報道なので、ベースとなる事実確認があいまい・いいかげんな内容の一報だ。記者の憶測をもとに、列車見張り員・中継員に質問が偏ってしまい、作業指揮者・ダイヤ・入線パターンなど広い範囲での情報が乏しい・・・しょせんマスコミの報道とはこんなもんで、しろうとの記者の視点というフィルターがかかってしまうのだ。唯一、運転士の証言を運輸責任者が聞いており、・・・一般的に運転士は免責されやすいので早くに警察から解放されたのだと思う・・・。
①違和感を持ったのは、運転士は入駅時に前方を特別注視して、線路内に人影が見えたら即エマかけるのに??だ。ホームから人が線路内に落ちている・落ちてくるのは普通にあることで、でないと危ないのだ。たとえ信号が青だろうが保線見張員が出す手信号(旗)が青だろうが一緒、ほぼ直線の入駅ではないのか?見えてないはずがなく、しかも停車駅で減速中ならブレーキも良く効くのだが・・・。
②保線側で気になるのは、元請けの現場指揮者よりもえらいさんが飛び入りして線路内3人引き連れ計4人て歩いてたみたいで、これがどう影響したかだな。それと、触車時に噴霧器を担いでたかどうか??担いでたとしたら即座に退避できない(ホームに飛び上がることができない)はずだし、噴霧しながら移動してたとしたら作業中ということになり、とんでもないミスだと思う。
ダイヤ乱れもなく、特急入駅はわかってたはずで、列車進行方向に向かって移動してたはずだ、なのに、汽笛も聞こえず、視認もできず退避できなかったって???
作業中ではなく移動中だったと思いたいが、仮に移動しながら除草剤散布作業を列車監視員・中継員が所定の配置につく前に始めたとしたら、歩く方向の前方から進入してくる列車に気付くのが遅れてしまうのはあり得る、しかしホーム上の作業指揮者はわかるはずで・・・??それにしても保線員は退避危険地帯を熟知してるしダイヤも把握してるし散布器の音もしれてる、何故、よりによって特急入駅時に線路内のあの危険な場所に4人いて、しかも全員退避に失敗したのか???よくよく調査してほしいなと思う。
③運転士の証言だと、退避完了の手旗を200m手前で見て汽笛を鳴らした、とのこと、だとすると、そのあとに入線予定の線路内に4人がわざわざ入ったことになる・・・そんな馬鹿な?と思うし、でなければ列車監視員が退避を確認せずに手旗OKを出したことになる?そんなはずがない・・・。
まさかと思うが、全員が入線ホームを2番線と勘違いしていて、作業指揮者も線路内の作業員を退避させず、見張り員も手旗OKにしたのか??、そもそも上りで2番線に入線する列車はあるのだろうか?各停とか・・・いやいやそんなはずがない・・・作業指揮者もプロ、少なくともダイヤ・特急を認識・特急停車ホームはいつも同じはず。見張員もプロ、分岐の開く方向を見て入線する線を確認していたはず、と思いたい・・・???
④鉄道の触車事故はすべてヒューマンエラーだ、車がスリップして飛び込んでくる道路とは違う・・・鉄道は車両限界の外なら脱線ない限り安全だが、触車したらまず即死。鉄道の保線・電気系の作業員が、信じられないような単純、慢心なヒューマンエラーで殉職してきた。昔から撲滅したくてもできないのが現実だった・・・報道されてないだけで定期的におきてしまうのだ、犬も線路内では危ないめに何回もあってる、これがヒューマンの限界で人に頼らない新しい装置が必要だと思う。合掌。
